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はじめてのKotlin
閲覧数:350 配信日:2018-02-27 11:04
Kotlinのソースファイルを「L:\Android\kotlin_projects」というフォルダにまとめて置く
「VSCode」のメニューで「ファイル」-「フォルダを開く」を選び、ファイル参照画面からフォルダ「kotlin_project」を選択
タスクファイルを作成
コンパイル、実行などのコマンドは「tasks.json」という名前のファイルに書く
・「tasks.json」は新規作成する必要がある
・そのためには、まず、メニューの「タスク」-「タスクの構成」を選ぶ
・エディタ上部に項目が現れるのでクリック
・エディタ上部にリストが現れて、どのような種類のタスクを構成するか選ぶ。「Others」を選ぶ
「tasks.json」ファイルが作成され、エディタにその初期の内容が表示される
・「version」はこのJSONファイルの仕様のバージョンであって、Kotlinプログラムのバージョンではない。VSCodeのバージョンによって異なる
{
// See https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=733558
// for the documentation about the tasks.json format
"version": "2.0.0",
"tasks": [
{
"label": "echo",
"type": "shell",
"command": "echo Hello"
}
]
}
タスクファイルの書き方
Kotlinで行うタスクは二つ
・ソースファイルをコンパイルしてjarファイルにすること
・そのjarファイルの実行
二つのタスクに名前をつけて区別する
・JSON形式で書くと下記のような形式になる
{
"version": "2.0.0",
"tasks": [
{
"taskName": "kotlinc",
"command": "kotlinc",
"args": [コマンドkotlincの引数を文字列として列記],
},
{
"taskName": "execjar",
"command": "java",
"args": [jarファイルを実行するための引数を文字列として列記],
}
]
}
・この「コマンド」は、VSCode上に表示される「ターミナル」上のコマンドになる
・このターミナルは初期状態では、システム標準のコマンドウィンドウである
・Windows10ならPowerShell, Windows7ならコマンドプロンプト
Windows PowerShell
Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved.
PS L:\Android\kotlin_projects>
Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved.
PS L:\Android\kotlin_projects>
編集前(デフォルト)
▼tasks.json
{
// See https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=733558
// for the documentation about the tasks.json format
"version": "2.0.0",
"tasks": [
{
"label": "echo",
"type": "shell",
"command": "echo Hello"
}
]
}
編集後
▼tasks.json
・シェルコマンドとして実行
・結果を常に(ターミナル上に)表示
{
"version": "2.0.0",
"tasks": [
{
"taskName": "kotlinc",
"type": "shell",
"command": "kotlinc",
"args": ["${file}", "-include-runtime", "-d", "${fileBasenameNoExtension}.jar"],
"presentation": {
"reveal": "always"
}
},
{
"taskName": "execjar",
"command": "java",
"type": "shell",
"args": ["-jar","${fileBasenameNoExtension}.jar"],
"presentation": {
"reveal": "always"
}
}
]
}
タスクの「args」内容
・「${file}」 … 今エディタでアクティブになっているファイル名を表す
・例えば「char1.kt」がアクティブなら、${file}の値はchar1.ktと拡張子までつく
・「char1.jar」のようにファイル名が同じで拡張子が異なる形を作るためには、拡張子を除いたファイル名が必要なので、${fileBasenameNoExtension}で指定
コンパイルしてjarファイルにするためのargsの内容
["${file}", "-include-runtime", "-d", "${fileBasenameNoExtension}.jar"]
jarファイルを実行するための「args」の内容
["-jar","${fileBasenameNoExtension}.jar"]
・Tasks in Visual Studio Code